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わくわく3KEN
(健・賢・研)
広場⑨
(SDGs学習会)
 
 7月20日(水)のわくわく3KEN広場は、飯豊町地域おこし協力隊のお二人に来ていただき、SDGsの学習会をしました。
 はじめに、SDGsのS(Sustainable;サステナブル)の意味について説明をいただきました。SDGsで最も大事な考え方で「持続可能」、わかりやすく言えば「ずっと続けることができる」という意味を教えていただき、「ずっと使い続けることができるもの」と「使い続けることができないもの」はどんなものがあるかについてグループ毎に話し合い発表しました。
 子どもたちは学習の大切さを感じ取り、何時にも増して意欲的に話し合っている様子でした。発表された内容をまとめると以下の通りとなります。

 <使い続けることができるもの>
 ◆牛乳パック・プラスチック・ペットボトル・鉄・ガラス・水・紙
 <使い続けることができないもの>
 ◆プラスチック・ソーラーパネル・原子力発電所・水以外の資源・電気・石油・川
 同じ物(例えばプラスチック)でもリサイクルするかしないかで分解されないゴミにもなってしまうということから、リサイクルがキーワードになりました。

 
次に、「身の回りのものは何でつられているか(例えば服は何でできているか)」ということについて話し合いました。子どもたちは服についている表示ラベルを見たりしながらポリエステルやポリウレタンなどの組成表示を見つけ、それらが石油からできていることを教えていただきました。服などの身の回りの物を大切に使うことは、石油などの資源を大切にすることに通じていくんだということを改めて学ぶことができたようです。
 続いて、「小さくなったりして着られなくなった服はどうしているかな?」という投げかけから始まり、今年4月に椿にオープンした「くるくるSHOP」というリユースショップの紹介をしていただきました。家庭で不要になったけれどまだ使えるものを受け入れ、必要な人は100円で何点でも買うことができる店だそうです。子どもたちはそのアイディアにも強く魅かれたようで、興味深く聞き入っている様子でした。
 最後に、「物は大事に使うこと」「分別をしっかりして出すこと」「できないことよりも自分ができることは何かを考えて取り組んでいくことが大切なんだ」ということを教えていただき、一人一人がこれから取り組めそうなことについて話し合い、時間となりました。
 SDGs普及推進員、ゼロカーボン推進員のお2人は今、飯豊町の資源を使ったエネルギー会社の設立を目指して活動中だということです。今後のご活躍がとても楽しみです。2回目の学習会(来年2月)を楽しみに待ちたいと思います。